石 橋
御殿から池のほうを見ると池のなかほどに小島があり、その両側に小さな石橋がかかっています。向かって左の石橋がやや大きく、どちらも中国風のアーチ型をしています。
石橋に近づくと、手前の小さいほうの石橋はでこぼこしていて、自然の石灰岩をそのまま利用していることが分かります。中央の階段は切石を使っているので、これは意図的なデザインなのかもしれません。
もう一つの石橋は、全て切石でできていて直線的なイメージです。どことなく首里円鑑池の弁財天堂にかかる天女橋に似ています。築年は200年以上隔てていますが同じデザインを踏襲しています。