漏刻門と万国津梁の鐘
瑞泉門を過ぎると、左手は低い石垣、右手は高い石垣に挟まれた通路になっています。その先の階段を少し上ると漏刻門があります。瑞泉門と同じタイプの門です。かつて門の中に水時計があったそうです。
漏刻門をくぐると少し広い空間になっています。高い城壁の上から首里の森を見下ろせる眺めのよい所です。広場の奥に小さな赤瓦の建物があります。
建物の中には万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘が収められています。 鐘には『琉球国は南国のよい土地で、中国・韓国・日本と交流し、世界の掛け橋となって国中には宝物が満ちている』という内容の文章が刻まれています。その昔、動乱を治めた琉球国王が造らせた物です。 ※ これはレプリカです。 本物は県立博物館にあります。