沖縄の世界遺産
沖縄の世界遺産 世界遺産 エピソード 登場人物 フォトアルバム サイトマップ
世界遺産首里城跡 > 首里森御嶽と奉神門

首里森御嶽と奉神門

 広福門の内側は広場になっています。広場の北側に広福門、南側に首里森御嶽、東側に奉神門、西側に系図座・用物座があります。この広場は下之御庭(しちゃぬうなー)と呼ばれ、儀式のメイン会場である御庭(うなー)の控えの場でした。系図座・用物座は家系図や資材を管理する役所でした。

 広福門と対峙するように首里森御嶽(すいむいうたき)があります。首里城内に存在する10箇所の御嶽の中で最も正殿に近い位置にあり、ここが重要な聖地であったことがうかがえます。
 
※ 御嶽とは神女が祈りをささげる
  聖地のことです。

 奉神門には三つの入口があります。中央は国王や冊封使、それ以外は左右の門を通りました。現在は中央の門が改札口になっています。
 
※ 冊封使とは貿易のために訪れた
  中国の使者です。

 出入り口の向こうにも建屋が続いています。奉神門は首里城で最も幅の広い建造物です。