首里森御嶽と奉神門 広福門の内側は広場になっています。広場の北側に広福門、南側に首里森御嶽、東側に奉神門、西側に系図座・用物座があります。この広場は下之御庭(しちゃぬうなー)と呼ばれ、儀式のメイン会場である御庭(うなー)の控えの場でした。系図座・用物座は家系図や資材を管理する役所でした。
広福門と対峙するように首里森御嶽(すいむいうたき)があります。首里城内に存在する10箇所の御嶽の中で最も正殿に近い位置にあり、ここが重要な聖地であったことがうかがえます。
奉神門には三つの入口があります。中央は国王や冊封使、それ以外は左右の門を通りました。現在は中央の門が改札口になっています。 出入り口の向こうにも建屋が続いています。奉神門は首里城で最も幅の広い建造物です。 |
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