石 門 首里城を訪れる際、多くの人は守礼の門をくぐりそのまま首里城正門へと進んで行きます。その途中うっかりすると見落としてしまいそうになるのが、この園比屋武御嶽石門です。道路沿いの歩道の向こうにポツンとあるので、一見あまり重要な遺跡には見えません。しかし、琉球王朝時代これは大変重要な御嶽で、国王が城を出て地方を巡行する際には道中の無事をこの石門の前で祈ったそうです。
石門の裏は現在城西小学校になっており石門だけが取り残された形ですが、本来この背後には神の宿る神聖な森があり、この石門はその入口にすぎなかったはずです。
石門の左側に世界遺産の黒い石碑と教育委員会の白い石碑があります。白い石碑には以下の内容が記されています。 |
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