沖縄の世界遺産
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入口付近の石碑

 城跡入口の手前に真新しい石碑があります。今帰仁城跡は2000年12月に世界遺産に登録されました。左の写真はそれ以降にできた石碑です。

 その隣には以前からある沖縄県教育委員会による石碑があります(写真左手一番奥)。国指定の史跡となったのが昭和47年とのことです。以下のことが記されています。

 『この城は、築城年代については明らかではありませんが、1322年頃怕尼芝(はにじ)が城主となり、その後攀安知(はんあんち)にいたる94年間で大修築をうけ、今日の規模に達したようです。尚巴志によって滅ぼされた1416年直後、この城には首里の王権が北山地方を掌握するために北山監守が置かれました。城内にはその由来を刻んだ「山北今帰仁城監守来歴碑」(1749年建立)が現存します。  城郭は最高所の主郭を中心とした連郭式で、西側から東側に大隅(うぅしみ)、大庭(うみやぁ)北殿跡、御内原(ううちばら)そして本丸と続き、さらに一段低くなって最後部の曲輪にいたる複雑な構造をもっています。 この今帰仁城跡は、歴史が古く規模の雄大な遺構がよく残り、特に外郭の石垣が大きく、屏風形の曲線を描いていて沖縄屈指の名城たる風格を備えています。』