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世界遺産玉陵 > 入口

入   口

 首里城跡から西に向かって歩いてゆくと、道を挟んで右手に学校、左手に森が見えてきます。学校は県立首里高校、森が玉陵です。入口の左手に小さな石碑があります。教育委員会によるもので以下の説明が記されています。

『 玉陵   1972(昭和47)年5月15日 国指定史跡・国指定建造物
 玉陵は1501年尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ第二尚氏王統の陵墓となりました。
 墓室は三つに分かれ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には墓前の庭の王陵碑に記されている限られた家族が葬られました。
 全体のつくりは当時の板葺き屋根の宮殿を表わした石造建造物になっています。墓域は2442m2
 沖縄戦で大きな被害を受けましたが1974年から3年余りの歳月をかけ修復工事が行われ往時の姿を取戻して今日に至っています。』