湧き水(カー)
四の郭は周囲に石積みが無く、一見すると郭には見えません。過去に農地として使われており、5箇所の湧き水と建造物の柱を支える礎石も存在することから、主要な生活空間であったことがうかがえます。 左の写真の山のふもと付近にいくつかの湧き水跡があります。
写真右は夫婦ガー、写真下はウタミシガーという名前です。沖縄方言で川や湧き水、泉のことを「カー」とか「ガー」と呼びます。川や池の少ない沖縄では湧き水は大変貴重なもので、大きな城の周辺には必ず「カー」が存在します。