沖縄の世界遺産
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石   碑

 階段右側にあるのは世界遺産に指定される以前、昭和48年建立の石碑です。傍らにはその由来が刻まれた黒い石板があります。以下の内容が記されています。

『 史跡座喜味城跡  昭和47年5月15日指定
座喜味城は恩納村山田城に居城していた護佐丸が1416年の北山討伐直後、山田城をとりこわしその破材で築城したと伝えられています。
城は本丸と二の丸の二郭があり、周囲は石垣をめぐらしていました。今次大戦で破損を受けましたが、石垣や門の基礎などよく残っており、全体の縄張りをうかがい知ることができます。
 昭和50年3月31日    沖縄県教育委員会』

 階段左側には世界遺産指定後に作られた新しい石碑があります。こちらの説明文は以下のとおりです。

『 座喜味城は15世紀初めに築城家として名高い護佐丸によって築かれた。護佐丸は読谷山地方を治める按司で、尚巴志の北山城(今帰仁城)攻略に参戦し、琉球初の統一国家成立に重要な役割を果たした。
 城壁は上から見ると曲線を描く特徴があり、出入り口にはアーチ石門がある。アーチ石門の天井にはくさび石があり、他のグスクには類例がみられない。』